生きてさえいてくれればそれでいい【コメント2】

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。

私は、いつも疑問でした。
  
「なぜ、生きなければならないのか?」
「何のために生きるのか?」
    
心の中の真っ黒な感情を「言葉」にしてみると、そんな言葉が溢れ出てくるばかりでした。
誰からも必要とされていないのに、生きていても虚しいだけだと思っていました。
     
「表向きの自分」を必要としてくれる人はたくさんいました。でも、期待されているて私じゃなくなった時、人は離れていきました。親からも、友達からも、当時付き合っていた人からも、バイトの先輩からも。
     
「そんな子だとは思わなかったよ」「期待していたのに残念」と言われるたびに、本当の私はどんどん価値のないものになっていきました。
人から期待されてる私になりたくて、精一杯努力しましたが、「私は私」だったので、挫折の繰り返しでした。
  
  

  
  
そんな、世界一不幸だと信じてやまなかった私が、
今では✨世界一幸せ者✨だと信じて生きているのですから、信心(信仰)って本当にすごいですよね(o^^o)
    
私が信心(信仰)をさせていただくようになりましたのは、19歳の時でした。もともと教会の子として生まれましたので、小さい頃から神様に手を合わせ、ご祈念はしていました。日頃の感謝や、家族の健康や、友達の健康など、自分なりに神様に向かい、祈っていました。
しかし、信心って何なのかは、自分が死の淵に立たされ、どうしようもなくなり、信心の師に出会うまでは知らなかったのです。
    
   
信心の師である先生のお取次(悩み相談)をいただくようになり、私はいつもお取次の中で訴えました。
        
「先生、私は今日、死んでしまうかもしれません。苦しくて…生きていられる自信がありません…」
   
先生は、私の気持ちを否定したことは、一度もありませんでした。ある日、「死にたい」と訴える私に、このように仰ってくださったことを今でも思い出します。
           
        
「生きてください。何がなんでも生きてください。苦しいやろうけど、佳世さん生きてたら、そしたら先生は嬉しいし、よかったと思えるから。こんな理由で申し訳ないけど、生きてて。生きててくれたら、顔が見れたら、それで嬉しいから」
       
     
「なぜ、生きなければならないのか?」
「何のために生きるのか?」
私はその疑問を払拭できないままでしたが、私はいつしか「先生のために生きなければならない」と思うようになっていました。
こんな自分を、必要としてくれている人、「生きてさえいてくれればそれでいい」って言ってくれる人がいることは、私にとっては十分「生きる意味」になっていたのです。
       
この世の中でたった一人でも、表向きの自分ではなく、「本当の自分」を必要としてくれる人がいるのであれば、苦しくても、死にたくても、生きていようと思えたのです。
        
   

      
    
それから日々お取次をいただき、信心させていただき、15年の月日が流れました。今では私のお広前に、悩み苦しむ方が引き寄せられてくるようになりました。
           
お広前に引き寄せられてきた方は、私にとって、どの子もかわいくて、愛しくて、かけがえのない、代わりのない、大切な大切な存在です。
時間をかけて「たましいで繋がる親子」にならせていただきたいと願い、ただただ自分の親としての成長を願わせていただいております。
    
   
   
生きていると、とてつもなく苦しいことや、悲しいことが起こってくるものですし、もう死んでしまいたいと思う事だって、誰にでもあると思っています。そんな時、何を支えに、何を信じて、生きていくかということが大切になってくると思っております。
         
「生きてさえいてくれればそれでいい」との先生のお言葉が、私にとって「生きる意味」になっていたように、私も氏子にとって生きる支えになれるよう、ここからも信心させていただき、お育ていただきたいと願っております。
   
(※写真は平戸港です。大きな虹に感動いたしました✨)
神様、金光大神様、ありがとうございました。
金光教平戸教会 細川佳世

■共感してくださった方はボタンのクリックお願いします。
引き続き執筆させていただく励みになります にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ  

YouTubeでも配信させていただいております。少し内容が違います。

 

コメントはありません

松崎信子

いつも心に迫って来るお話を読ませていただき、ありがとうございます ‼︎

(Comment via Facebook)

返信する
細川 佳世

松崎さんこんにちは✨「心に迫って来るお話」・・・そのようにおっしゃっていただきとてもありがたいです。いつも綴らせていただきながら涙が流れます。辛かったことも、悲しかったことも、今では一生の宝物、財産となっており、そんなご信心を教えてくださった先生に、心から御礼申し上げます。細川佳世

(Comment via Facebook)

返信する

コメントを残す