「いっぱい、泣いてあげたらええ(^^)」【コメント2】

みなさまこんにちは🌼細川佳世です。
先日ある氏子が、ここ平戸教会の御結界で涙を流されておられました。悲しくて、辛くて、苦しくて、死にたくて、堪えるように涙を流されておられました。
      
「たくさん、泣いてあげてください(#^^#)」
      
私はそう言いながら、御結界の引き出しからティッシュペーパーの箱を取り出し、氏子に手渡しました。
       
    
私の命の恩人であり、たましいの親である先生は、いつも御結界で泣いている私に、こう仰ってくださいました。
      
「いっぱい、泣いてあげたらええ(^^)」
        
そう仰いながら、私にティッシュペーパーの箱を手渡してくださるのです。先生の御結界からティッシュペーパーが出てくるたび私は、泣いてもいいんだ・・・もう我慢しなくていいんだ・・・と、堰き止めていた涙が滝のように止まらなくなりました。   
そして、そのティッシュペーパーでたくさん涙を拭いて、「先生すみませんでした。ありがとうございました」とお返ししようとすると、受け取ってくれないのです。
      
「お取次が終わるまで、あなたの横に置いておき(^^)」
   
そう仰ってくださるものですから、「ええったまだ泣いてもいいんだ!」と、また滝のように涙が止まらなくなったことが、これまで何度あったことかと、今でもよく思い起こされてまいります(笑)
       
「先生、でも、家に帰ったら私は一人ぼっちです。苦しくて、辛くて、寂しくて、死にたくて、一人で泣いてるんです。御結界から、先生から、離れたくないです!」
           
そう言いながら泣いている私に、先生はにっこりと微笑んでくださり、このように仰ってくださいました。
       
「大丈夫よ。佳世さんが苦しみの中で泣いている時は、神様も一緒に泣いてくださっているんです。それは、愛情の涙なんですよ(^^)」
          
「神様って、優しいんだなあ・・・」と思いました。 
それまでの私にとって、神様は「こわい」というイメージがありました。どうかしたら、罰せられたり、怒られるんじゃないかと。
生まれながらに金光教にご神縁を頂いていた私は、頭では”そんなことはない”と理解していましたが、感覚として「こわい」と感じていたのです。
     
そんな私でしたが、先生のお取次をいただいていくうちに変わっていったのです。たとえ一人きりで泣いていても、神様がそばで一緒に泣いてくれていることを、肌で感じられるようになっていったのです。
       
それから十数年が経った今。苦しみのどん底から救い助けられた今でも、涙を流す日はたくさんございます。生きていると、辛いことや悲しいことはたくさん起こってまいります。それはこの先もずっと起こってまいります。
しかし、私が泣いている時、私のそばで神様が一緒に涙を流してくださっていることを感じられるのです。だから、どんなに悲しくて辛いことがあろうとも、神様のあったかな灯が、私の中から消えることはないのです。  
   
 

 
  
「たくさん、泣いてあげてください(#^^#)」
      
私はそう言いながら、御結界の引き出しからティッシュペーパーの箱を取り出して氏子に手渡すたび、ありがたくて、ありがたくて仕方がなくなります。涙を流せるのは、安心されているからこそだからです。
    
たとえ本人は、一分一秒苦しくて、不安であろうとも、奥にいらっしゃる分け御霊様(たましい)は分かっていらっしゃるのです。「神様がおかげを授けてくださる」ということを分かっていらっしゃるのです。だから、安心して涙が流れるのです。
        
ここ、平戸教会の御結界に座らせていただく度に、氏子の涙を見ているように思います。御結界で涙が流れる・・・それが、本当に本当にありがたいなあと感じております。 
   
「神様どうぞ、このお広前に難儀な氏子をお引き寄せください」       
今日もそのように神様に御祈念させていただきました。ここ、平戸教会のお広前が、苦しい、辛い、死にたい、そういう氏子がどんどんはいってくるお広前にしていただけますよう、どうぞここから、信心のお育てをいただきたいと願っております。
      
神様、金光大神様、ありがとうございました。
金光教平戸教会 細川佳世

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松崎信子

涙をいっぱい心置きなく流せる場所があるのは一番いいことですよね。
我慢せずに安心して。

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細川 佳世

松崎さんこんにちは(#^.^#)おっしゃる通りですね✨
安心して涙を流せる場所。
心置きなくいっぱい流せる場所。
辛くなったらいつでも駆けこめる場所。
弱音をたくさん吐き出せる場所。
どんな自分でも愛してもらえる場所。
神様のお広前がそうであり続けますよう、私も広前の守役としてお育ていただきたいと願っております(^^)細川佳世

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