境内の大洒掃、参拝者の方が安全に安心して参拝できることを第一に

みなさまこんにちは。佳世先生です。

平戸教会では、去年から時間をかけて境内の大洒掃をさせていただいております。
この秋のご大祭をもって、一段落させていただいたように思い、ホッとしております。
     
境内とは、お教会の敷地内のことをいい、とても神聖な場所でございます。
平戸教会の周囲には、高さ何メートルもの石垣が設けられております。そして境内と、その外側の世界との境目の目印に、現在は八つ波の紫のお幕を設えております。
       
そこを境に、一歩足を踏み入れると「清々しく神様がいらっしゃる空気に満ち溢れるように」と、
日々心をこめて、境内の大洒掃を進めておりました。


          

       

以前は、境内に蜂や虫や蜘蛛さんたちがたくさんいらっしゃり、それもかわいくて、ありがたいのですが、小さなお子さまは恐がります。
何より参拝者の方が、安全に、安心して参拝できることを第一に、何か解決策がないものか・・・
展信先生と日々話し合い、専門の方のご意見を参考にさせていただいたり、試行錯誤しておりました。
    
        
原因は、草木がのび過ぎて、木は屋根より高くなっていたことや、
木の幹には蔦が食い込むように絡み、枝葉まで覆う形になっていたことや、
お庭の植木が必要以上に多すぎることや、
落ち葉や草を引く時間がなかなか取れなかったことにありました。
       
虫は湿気が大好きだと教えていただき、まずは、不要だと教えていただいた境内の植木は取り、
風通しを良くし、水はけを良くすることを考え、整えさせていただきました。


     

   

日に日に、生まれ変わっていく境内。
やがて、虫さんたちは住処を変えるように減っていきました。
       
一つ一つ、実意丁寧に、心を込めてお手入れさせていただいた境内がこちらです。
現在は、随分と風通しが良くなり、木々の向こう側には平戸の海も見えるようになりました。
    
そして、平戸教会の秋のご大祭の前日のことです。
植木があった場所に、お花を植えさせていただこうと決めました。

「どうぞ、参拝者の方を、優しくお迎えください」

祈らせていただきながら、ささやかですが、綺麗な青色のビオラを植えさせていただきました。


神様、金光大神様、本日も一日ありがとうございました。

金光教平戸教会 細川佳世

     

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