展信先生の日記のご紹介です→『一年前の神前式の祭詞を見つめながら 〜神速のおかげ〜』

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。

本日は平戸教会在籍教師、細川展信先生の日記をご紹介させていただきます。

展信先生と結婚させていただき、一緒に御用させていただくようになり、一年が経ちました。

「20メートルの木には、20メートルの根っこが必要」

という恩師の言葉をいつも大切にしております。夫婦で御用させていだだくためには、一緒に成長させていただかないといけない、お互い支えてもらわなければならないことを、展信先生の日記を通して改めて思わされました。

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こんにちは。細川展信(ひろのぶ)です。 

神様の思し召しのままに夫婦にならせていただいて一年が経ちました。
  
交際期間らしい期間もなく。
誰もが「え?いつのまに!」と驚き「おめでとう!!」と喜んでくださいました。
  
「神速のおかげ」ということを思います。
神速というのは、人間業を超えた速さという意味がございます。

 

 

心の内を話せるようになった、ある日のこと。
佳世先生が真剣な顔でこうおっしゃいました。
 
 
「ひとりの氏子のために死にたい。わかってくれますか?」
 
 
わたしは佳世先生らしいなあと嬉しくなり、こう答えました。
「あなたが御用の中で死ねるように祈らせてもらいます」
   
すると佳世先生は涙を流されました。
「わかってくれる人がいた…」
涙を流すということは、魂が喜んでいるということ。
 
 この日から、神様がお働きくださいました。
神様の御心にかなう御用をと願う中で、神速のおかげをいただくのです。
 
 とんとんと縁談は進み、入籍させていただき、神様の深い願いを感じずにはおれませんでした。

 

 

「死ぬことを祈る」には覚悟が必要でした。
祈るということは、抱きしめるということ。
人生をすべてを受け止めるということでございます。
 
思えばこの祈りこそが、夫婦になる機縁だったのであります。
  
 
神前式の祭詞を見つめながら、
この一年間を振り返っておりました。
   
この一年間、私たち夫婦は何を思い、何をしてきただろうか…
  
答えは「ひとりの氏子のために死にたい」
その一心でございました。
 
 
そして、佳世先生が立てた願いは…いつのまにか二人の願いに。
二人の「生きる」意味になっていたのでございます。
 
 
神様、金光大神様。お取次、お導きくださいましてありがとうございます。これからも神様の御心にそった御用にどうぞおつかいくださいませ。

金光教平戸教会 細川展信

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