神様は、必要な物は残してくださいます

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。
      
豪雨災害より20日が経ちました。平戸教会では引き続き、被災後の片付けが続いております(^^)
  
豪雨災害のその日。
私は、教会内の物が水浸しになる光景に直面しました。その時、すぐに雨水を避けて乾かせば、被害はもう少し抑えられたかもしれません。しかし私は、ただその光景にショックを受け、呆然と立ちすくむことしか出来ませんでした。
     
翌日タンスの引き出しを開けて見てみると、雨水が上までたっぷりと溜まっていたり、電化製品や電話やルーターが壊れていたり、お広前の畳がぐっしょりと濡れていたり、使用できなくなったものを目にする度に、私の心の中に後悔ばかりが押し寄せてきました。
    
「私がここに、これを置いてさえいなければ・・・」
「私がもっと早く、別の場所に移動しておけば・・・」
自分のせいでこうなったという思いが湧いて出てくるのです。だんだん心の中は真っ暗になっていきました。
         
    
その時でした。ふと、信心の師匠であられる先生のお言葉が心に浮かんでまいりました。それと同時に、目を細めてにっこりと微笑んでくださった先生のお顔が目の前に浮かんでまいりました。それは、今年の1月1日元日にいただいたお取次でありました。
          
  
「神様は、必要な物は残してくださいます」
「不要な物は、お取り払いくださいます」
  
     
お取次くださった先生の優しい口調と、優しいお顔が心の中に沁み渡り、後悔ばかりしていた私の心は救われていったのです。
    
神様が、残してくださるんだ・・・
神様が、お取り払いくださるんだ・・・
私が後悔しなくても、
自分を責めなくても、
私が頑張らなくても、
神様が・・・
神様が・・・
目に涙がにじみ、鉛のように重たかった心と身体がスッと軽くなっていきました。 
      
   
◯ 
  
  
後悔してる時、悔しい時、自分を責めてしまう時、そんな時に心が救われるのはたった一つだと思わされます。それは、「神様の愛情で包まれること」であり、その他には何もないなあと思わされます。
神様は、姿も見えないし、口もありません。いつも神様の愛情を伝えてくださるのは、お結界で神様の愛情を取り次いでくださる先生でした。
                
「神様は、必要な物は残してくださいます」
「不要な物は、お取り払いくださいます」
     
もう一度心の中で唱えると、さっきまで後悔していた私は、もうどこにも居なくなっていました。

私はこれまで「自分でしよう」としすぎていたのかなあ・・・
神様、神様、と言いながら「自分でしてきた」と思い込んでいたのかなあ・・・
そう思った時、「もう、全て神様にお任せさせていただこう!神様がいつだって愛情で私を包んでくださり、愛してくださるのだから(o^^o)」という安心感でいっぱいになっていました。
  
  

  
   
私にとって必要なもの。それはやはり「信心」しかないなあと思わされます。信心さえあれば、明日はどうなるだろうかという真っ暗な状況の中でも、神様の光を失わずにいられたからです。
     
今日も一日、神様が残してくださった信心をさせていただきながら、今できる精一杯のことをさせていただきました。
そして以前より、私の心の中に、神様の灯が大きく、強くなっているのを感じました。神様、金光大神様、ありがとうございました。
   
金光教平戸教会 細川佳世

 

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