ひとりひとりが神様と繋がる大切さ【コメント2】

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。

神様と人とを結ぶ場所、それが御結界(おけっかい)でございます。ひとりひとりがこの御結界という場所で、神様と深く繋がっていくために、お取次は基本、一対一を大切にさせて頂いております。
　　　　　　　　　　　
最初はお母さんに抱っこされたままお取次を頂いていた赤ちゃんも、だんだんとヨチヨチ歩きができるようになり、言葉が少し理解できるようになった頃には、一人で御結界に進むようにお教えして一対一でお取次をさせていただいております。
　　　　
うまくおしゃべりできない年頃であっても、話の内容が理解できない年頃であっても、たましいはよくご存知ですから、お父さんが言葉を挟まなくても、お母さんが代弁しなくても、神様と子どものたましいは一対一で繋がっているのでございます。
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
先日、小学生の子が「学校のクラスメイトにとても嫌いな子がいる」という話を聴かせてくださったことがありました。
　　　　
「あんなやつ、いなくなればいいんだ！」
「あんなやつ、こんなことしてきて、めちゃくちゃ鬱陶しいんだ！」
　　　　　　　　
私はけして「そんな風に言ってはいけないよ」なんてことは言いません(^^)目の前の子の、ありのままの気持ちに寄り添いながら、その子の胸の痛みを感じながら、お話を聴かせていただきます。
　　　　　　
「そうかあ、そうかあ」
「聴かせてくれてありがとう」
「それはしんどかったねえ」
　　　　　　　　　　　　　
神様の愛しい子が「話を聴いてほしい！」と御結界で叫んでいるのです。神様の愛しい子が「私の苦しさをわかってほしい！」と御結界で苦しみを訴えているのです。私は、それを聴かせていただけることが本当に嬉しく、ありがたく、この上なく幸せだなあと思うのです。
　　　　　　　　　　
　　　　　
思えば私は小学生の頃、お母さんの横について御結界に進ませていただくことが何度もありました。私はお母さんのことが大好きで、お母さんに嫌われたくなくて、いつも「いい子」にしていました。
御結界の先生から「佳世さんは、学校はどうですか？楽しいですか？」と聞かれることがよくありました。
その頃の私は、学校へ行くことが辛くてたまらなかったのですが、一生懸命に頭の中を巡らし、お母さんに褒めてもらえそうな模範解答を探し、それをお話することしかできませんでした。
　　　　　
だからこそこうして、一対一でお取次を頂くことの大切さを思います。言いたいことが言えないことほど苦しいことはございません。誰にも言えない秘密や、些細なことだと笑われそうな苦しみを、神様を信じ、先生を信じ、話してくれること、訴えてくれることが、とてもとてもありがたいし、嬉しいのです。
　　　　　
　　　　　
「神様も、先生も、◯◯ちゃんの苦しい気持ち、分かっているからね」
「神様も、先生も、何があっても◯◯ちゃんの味方だし、◯◯ちゃんのことが大好きだからね」
　　　
　　　　
じっくりとお話を聴かせていただき、神様の思いを伝えているうちに、その小学生の子は、だんだんとニコニコ笑顔になっていきました。
　　　　
　　　
「◯◯ちゃん、先生と一緒に、神様に御祈念させていただこう」
　　
　　　　　　　　　　　　　　　
最後には、その嫌いな子とクラスが分かれるようにと、ありのままの気持ちを神様に御祈念させていただくことになりました。
　　　　　　　　
その小学生の子は、「神様ってなんでも聴いてくれるんだね！神様って優しいね！」と言いながら、嬉しそうに帰って行かれました。
　　　
神様と人とが繋がる瞬間を、御結界から目の当たりにさせていただき、ありがたく、嬉しく、神様に御礼申し上げさせていただきました。
　
　　
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御結界では、言葉、仕草、お顔、目を見て、神様の想いを一対一で、あたかもプレゼントを手渡しするように、お取次をさせていただいております。神様の想いを受け取られ、嬉しそうにされている時のお顔をみるのは、取次師として、とてもとても幸せな時間でございます。　
　　　　　
子どもの参拝は、神様がとても喜ばれます(^^)子どもの頃から神様のお広前に参拝させていただき、神様のご愛情を身いっぱい、心いっぱいに感じると、子どものたましいはとても喜ばれます。　
赤ちゃんの参拝も大歓迎です。おむつを換えたい時。お腹が空いた時。待合室をお使いください。大きな泣き声もまた、神様がお喜びくださいますよ(o^^o)　　　　　
　　　　　
みなさまにとって、ありがたい参拝となるように、願わせていただいております。神様、金光大神様、ありがとうございました。
金光教平戸教会細川佳世