「信心のお稽古の時間。愛しい時間」

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。

15年前、大学生だった頃のことです。心の病を抱えて苦しんでいた私は、信心の師匠である先生にこのようにお届けさせていただきました。
     
「こんなに苦しいのに、”ありがたい”なんて思えないです!今の今苦しいのに・・・」「ありがたく思いたくても、思えない」「こんな私なんて、きっと助からない。助けてもらえない!」
  
嘆くばかりの私に、先生はこのようにお取次くださいました。
     
   
「佳世さん、金光教のある先生がね、こういうお言葉を残しておられるんですよ(^^)『願いを立てて稽古をし、苦労すれば、身についてきます。稽古ができるようになるにも、苦労がいります』っていうもの。
佳世さんは、自分でこうしたい!こうなりたい!って言う願いを立てておられるのはとても素晴らしいことです。でもそれになるには、なかなか難しいんです。
だからこそ、お稽古をしているんです。今佳世さんはお稽古をしてるんです。自分を成長させるためのお稽古です。上手くいかないことだってあります。でも、できないからって、嘆く必要はありません。できないからこそ、できるように願ってお稽古するんです。
その繰り返しの中で、身についてきます。”苦労をすれば”身についてくるってことを覚えておいて(^^)」
   
     
それから私は「信心のお稽古」をさせていただくようになりました。具体的にいいますと、辛い時も、悲しい時も、時にわめきたい時も、毎日お教会に参拝させていただいて、お取次をいただきました。
お取次をいただいて、お稽古させていただく中で、少しずつ、少しずつ、「今をありがたく思える」という自分に生まれ変わらせていただいたのです。
    
思い返せば、このお稽古に10年はかかりました。
10年ですから、途方もない時間のように思えるし、気が遠くなる時間かもしれません。
しかし振り返ると、このありがたく思えなかった10年の苦しみを、今私はとても愛しく感じますし、幸せだったなあ、と思えるのです。私にとって、このお稽古の日々こそが、幸せの原点だったのです。
      
毎日お結界には、命をかけて助けると仰ってくださる先生がいらっしゃいました。私と真剣に向き合ってくださり、お取次してくださり、ご祈念してくださいました。
そんな先生が待っている場所(お結界)に、私のたましいは引き寄せられ、雨の日も、風の日も、嵐の日も、毎日お教会に参拝させていただきました。そしていつしか、そのお稽古が実り、「神様からいただいているおかげ」を大切にできる自分に生まれ変わらせていただいたのです。
       
10年のお稽古の中で、どんなに辛く悲しいことが起きようとも、神様と先生を離さずに、神様と先生と共に生きていく生き方を身に着けさせていただき、苦しみのどん底から這い上がることができ、今では何があろうとも、幸せな人生を送ることができるようになりました。
  
  

  
   
できないからって、嘆く必要はないのです。他の誰かになんと言われても、気にしなくていいのです。
     
     
「佳世さん、金光教のある先生がね、こういうお言葉を残しておられるんですよ(^^)『願いを立てて稽古をし、苦労すれば、身についてきます。稽古ができるようになるにも、苦労がいります』っていうもの。
佳世さんは、自分でこうしたい!こうなりたい!って言う願いを立てておられるのはとても素晴らしいことです。でもそれになるには、なかなか難しいんです。
だからこそ、お稽古をしているんです。今佳世さんはお稽古をしてるんです。自分を成長させるためのお稽古です。上手くいかないことだってあります。でも、できないからって、嘆く必要はありません。できないからこそ、できるように願ってお稽古するんです。
その繰り返しの中で、身についてきます。”苦労をすれば”身についてくるってことを覚えておいて(^^)」
  
  
10年のお稽古の日々は、辛く苦しい時期もありました。私は何をしても変われない!もう信心のお稽古をやめたい!と思う日もありました。
でもやっぱり、神様と先生が両手を広げて待っていてくださる温かいお結界に、私のたましいはいつも引き寄せられるのです。
    
私は、そうやってお稽古させていただいた日々を、今は宝物のように感じ、私の人生の中で何よりも愛しい時間だったと感じております。
  
  

  
   
9月も、命を助けていただいた信心の師匠の元へ、ここ平戸教会から御礼参拝のおかげを蒙らせていただくことができました。
  
お結界に進ませていただき「よくお参りでしたね(^^)」とにっこりと笑って喜んでくださる先生にお会いできただけで、「今月もこうして神様のお広前へお引き寄せいただけてよかったなあ、幸せだなあ・・・」と心は満たされていきました。
   
そして、9月も平戸の氏子がお守りいただいた御礼を申し上げさせていただき、10月も続いてお守りいただけるように、どうぞ氏子と共に信心のお稽古ができますようにと、お取次を願い、ご祈念させていただきました(#^.^#)
    
神様、金光大神様、ありがとうございました。
金光教平戸教会 細川佳世

 

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