ありがたい気持ちを表現し、救われる【コメント2】

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。

難儀の真っ只中だった頃、苦しみから解放されたい一心で、ひたすらお教会に足を運ばせていただきました。そして、誰にも言えなかった苦しくて死にたい気持ちを、お結界の先生に聴いていただくようになりました。先生はどんな話も、いつも親身になって聴き続けてくださいました。

私の心は救われていきました。
     
そんな中で私は、こんなに聴いていただき、助けていただいていることに対して、「ありがたい」という気持ちが湧いてくるようになりました。
       
だから、せめてもの御礼として、神様にお供えをさせていただきたかったのですが、お仕事ができるような状態ではありませんでしたので、ほんの少しだけしかお供えができませんでした。それがまた、心苦しかったのです。
      
「苦しい気持ち」を表現できないことは、もちろん苦しいのですが、「ありがたい気持ち」を表現できないこともまた、同じように苦しいものなのです。
  
  

  
  
ある日私は、先生に訴えました。
  
「神様に、先生に、十分にお礼ができなくて心苦しいです・・・」
  
先生はこのように仰ってくださいました。
  
「そうかそうか。苦しいんやなあ。でも、佳世さんには吉備舞があるでしょう(^^)」
   
吉備舞とは、神様にお供えさせていただく奉納舞のことを言います。私は、幼い頃から吉備舞を神様に奉納させていただくことを続けさせていただいておりました。
それを今、「御礼」として受け取ってくださると、神様がおっしゃっておられるのです。
   
私は、自分の中の「ありがたい気持ち」を、吉備舞を通して表現し、それを受け取ってもらえることが嬉しくて、再び吉備舞のお稽古をさせていただくようになりました。
    
それから、自分がここまでおかげをいただいてきたことの、せめてもの御礼として、お稽古させていただいた吉備舞を、ご神前(神様の御前)で舞わせていただく機会を、度々いただきました。
    
私の心は救われていきました。
  
  

  
   
それから10年の月日が流れ、私は金光教教師へとお取り立ていただきました。
    
「神様と、取り次ぎ助けてくださった金光大神様への御礼として、自分にさせていただけることを、精一杯させていただきたい」
    
その思いを胸に、2年前の今日より、ここ平戸の地で、深い苦しみを抱えた方々のお取次の御用にお使いいただけるようになりました。
     
そんな中で私は、幼い子どもに吉備舞の指導をさせていただく機会をいただきました。私はとても嬉しかったのです。
それから指導をさせていただくために、再び吉備舞のお稽古をさせていただくようになりました。
   
   
先生はこのようにお取次くださいました。
     
「佳世さんがお稽古することも、誰かに指導することも、それは神様への真を供えることになります。神様にお供えされた真は、ただ取りはされることはなく、神様は必ず返してくださいます」
    
私はありがたくて涙が溢れていました。
 
    

    
助けていただいてありがたいのに、御礼が十分にできないというのは、苦しいものです。
だから、自分がここまでおかげをいただいてきたことの、せめてもの御礼として、指導の機会を与えていただいてることは、誠にありがたいことと気づかされました。
    
御礼の気持を表現できるということは、なんとありがたいことなのでしょう(o^^o)
       
そんなことを思いながら、今日も吉備舞のお稽古をさせていただきました。
(※お写真は展信先生のお稽古のお姿です。吉備舞は男舞の歴史がございます^^✨)

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石原香

佳世先生の吉備舞のお姿はとても素敵です。そして、神さまに向けてのお心の深さもとても素晴らしいといつも感動しています。
わたしも神さまは大好きです。
決して心の不浄な人間ではないと思ってます。いろいろな無理が重なりこのような病になってしまった過程があります。優しすぎたり思いやりが深すぎたり、繊細だったり、怖がりだったり。
本当に病というものは、自分の力で治そうとしても治らないものですよね。 人の生き方は、千差万別
自分の納得のいく人生をいまの病と共存しながら少しずつでもいろいろと癒されながら前向きに生きていくつもりです。 わたしも、自分を犠牲にしても人に尽くしてしまう性格なのですが、自分というものを自分の意見をきちんと伝えていく努力をしていきます。出来ないことは出来ないとはっきり伝えます。出来るだけ自分を大切にしていきます。
人生は、死ぬまで学びです。病の中でもいろいろと経験し、学ぶ いまのわたしです。沖縄の文化 歴史を学ぶ機会を持ったわたしですが、沖縄に行けるような身体ではないです。
いまは、YouTubeや、ネットなどでもいろいろなことを調べることが出来ますから、出来る限り、自分の心の惹かれることについて学び、人間性にも幅を広げていきたいです。
沖縄民謡とか、琉球王朝の歴史を学ぶ、絵や歌を通して学ぶ 芸術とはとても、深くてわたしの人生をかけるだけの価値があります。
吉備舞の歴史や文化も きっと深いものがあり、また、金光教の歴史にも深いものがある。わたしにはまだまだ知らないことがたくさんあるけど、何かに打ち込んでいることは、大切なことだと思います。
いつも、お祈りをありがとうございます。
石原香

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細川 佳世

香さんこんにちは。吉備舞の姿が素敵?!神さまに向けての心の深さもとても素晴らしい?!とっても嬉しいお言葉です(〃▽〃)香さん、ありがとうございます。

>わたしも神さまは大好きです。

本当にそうですね。神様大好きで、そんな香さんを神さまも大好きです(o^^o)

香さんの人に優しすぎるところ。思いやりが深いところ。とても繊細なところ。ちょっと怖がりなところ。どれも、「自分を大切にした」「人を大切にしたい」という気持ちの現われです。そんな香さんのこと、素敵だなあ〜!て先生は思っております。

>沖縄民謡
>琉球王朝の歴史
>絵や歌を通して学ぶ 芸術

いいですね!幸せになるのコツは、香さんが「価値がある」と感じているものに、触れていくこと、携わっていくことです。怖い時は、「神様、神様」言いながら、させていただいたら、神様も一緒についてきてくださいます✨
ここからも日々、ご祈念しております。細川佳世

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