<展信先生の日記より>「天地金乃神様をお祀りさせていただくこと」

みなさまこんにちは。細川佳世です。

本日は展信先生の日記をご紹介させていただきます。

 

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みなさまこんにちは🌸細川展信です。

2年前、ここ平戸教会で御用をさせていただくようになった当初のお話です。

お教会の外周りをお洒掃させていただいていると、地元の方がなにやら首をかしげておられました。
「ここって人が住んでたんですね…」
その場にいた佳世先生が、はい!とお答えすると、
「お掃除なんかされて、引っ越しちゃうんですね…」とのこと。
いえいえ、今からなんです(o^^o)とお答えされたそうです。
  
  
それもそのはずです。
当時の平戸教会は、看板を打ち出せるような状況になく、掲示板も横断幕も控えておりました。そして何よりお教会の建物が生い茂った木々に隠れて、外から見えなかったのです。
        
これでは、天地金乃神様をお祀りさせていただいているお顔が見えない・・・。御祈念させていただきながら智恵を絞り、横断幕をはったり、教旗を掲げたり、石垣の蔦や、境内の草を抜いたりと試行錯誤を繰り返してきました。しかし、お教会の建物自体が隠れているのですから、なんとも言えないがもどかしさを抱えておりました。
     
   
お教会の建物は、「天地金乃神様をお祀りさせていただいているご神殿」です。胸をはって、そのお顔を広く、世に知っていただきたいと心から願っておりました。するとこの度、神様からおゆるしをいただきまして、お教会を取り巻く木々を切らせていただくおかげをいただいたのです。
すぐに道具を取り揃えさせていただき、日にち作業をさせていただきました。
そして三日後・・・ついに、遠く離れた場所からも、八波の御紋が輝く紫の玄関幕が見えるようになったのです。ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
         
どっしり鎮座したお教会の姿に「あ!平戸にも、金光さんがあったとねぇ(^^)」そんな道行く人の声もちらほら。
さらに、境内地からは水平線と山の稜線が見て取れ、まさに平戸の地を丸ごと御守りいただいているように感じさせていただきました。
  
  

  
    
明日は、境内地にて、お土地と、切らせていただいた木々の御霊様(木霊)への御礼の真心をこめて、ご祭典をお仕えさせていただきます。木を切るというのは、身を切るような痛みを伴いました。切り株だけでなく、すべての切り口の一つ一つに御神酒様をつけ、祭詞では、言い尽くせぬ感謝の気持ちを奏上させていただきます。
   
「恩に報いる」
   
さきほど、ふとそのような言葉が浮かんでくるような御夢をいただきました。
   
助けていただいた神様と金光大神様のご恩に報いるためにも、
お世話になったすべてのお土地と木々に報いるためにも、
心を込めて明日のご祭典をお仕えさせていただきたいと改めて思わされました。そして、苦しみ悩める人々の助かりのために、私の命を捧げる日々を過ごしてまいりたいと存じます。
       
神様、金光大神様、ありがとうございました。
金光教平戸教会 細川展信

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