神様の願い〜チラシを胸に抱きしめ〜

みなさまこんにちは。細川佳世です。


師走になりました。平戸の冬は強風がビュービューという音を立てて駆け抜け、海は大しけとなり、九州といっても毎年大変厳しい冬となります。
ここ平戸では、航海安全と豊漁を祈り、餡子餅(あんもち)をいただく風習がございます。餡子餅がお店に並びだすと、今年ももう終わりだなあとしみじみと振り返るのが、平戸の冬の風物詩となっております。
   
今年は自殺者数が7月〜11月にかけて例年に比べ増加しているとの報道があり、ひどく胸が痛む日々を送っております。
苦しんでいる人を一人でも救いたいと思っている私たちにとって、助けられなかった命を思う時、悔しさを感じずにはいられません。
過去、生きることが苦しくたまらなかった私は、死にたい、消えたいと、何度も何度も願いました。しかし、命の恩人である恩師に出会い、信心の仕方を一から教えていただき、信心して救われていきました。
       
私は一体どれほど、恩師のお取次を頂いてきたでしょうか。
御結界だけじゃなく、メールや電話のお取次を合わせると、1万時間は超えるのではないでしょうか。
時間は命そのものです。
私が頂いてきたお取次は、恩師の命そのものです。   
御結界でお取次してくださった時間
メールでお取次をしてくださった時間
電話でお取次をしてくださった時間
毎日、寝ても覚めてもご祈念してくださった時間
それらはすべて、恩師の命そのものです。  
   
すでに自殺していてもおかしくなかった私が今、恩師が削ってくださった命を頂いて生きています。つまり、恩師の寿命を分けていただいて、生かされている身であります。
私は今、毎日がとっても心穏やかです。とても幸せな日々を送らせていただいております。助けていただいた身ですから、自分が幸せならそれでいい、自分さえ助かればそれでいいとはなかなか思えません。今度は私が、苦しんでいる人を助けたい。それはきっと、神様への御礼、命の恩人である恩師への御礼になると信じております。
 

  
一人でも救うことができるのならば・・・
一人でも信心して助かる人が出てくれば・・・
そう祈りながら、祈りながら、苦しんでいる氏子へのメッセージを、この度チラシにさせていただきました。      
明日、このチラシを平戸の皆さんに届くように新聞折込をさせていただきます。
  
平戸の地へ布教して三年半が経ちました。
愛しい氏子に出会わせていただき、ただただ一生懸命にお取次をさせていただいて参りました。死にたい、消えたいと、途方にくれていた氏子が、お取次をいただかれ、命を助けられ、「せめてもの御礼に」と真心を込めたお供えを、神様はニコニコとお受け取りくださいました。そして、この氏子のお供えを、神様は人を助けるために使われます。
チラシを作るのにも、多くの費用がかかりますが、そのすべてが神様の財、「御神財」によってまかなわれ、実現されることになります。
  
命を助けていただいた氏子の喜びのお供えが、形を変え、次は人を助けるためにと神様が使われるのです。
私は出来上がったチラシを胸に抱きしめました。   
神様の「人を助けたい」という願いに改めて触れ、神様のその想いに涙が流れ、ただただありがたく、心から御礼を申し上げさせていただきました。
  
 

 
 
厳しい冬の平戸島では今も強い海風が吹き荒れています。厳しい寒さの中であっても、厳しい世の中の現状であっても、神様はいつもこの街を暖かく見守っておられます。   
その神様の光が、どうかどうか、苦しんでいる人の手に渡りますようにと切に願っております。
神様、金光大神様、ありがとうございました。
金光教平戸教会 細川佳世

★たくさんの方に読んで頂きたく、ブログのランキングに参加しております。以下のボタンを押して下さると引き続きブログ執筆の励みになります(*^^*)
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 摂食障害へ
にほんブログ村

 

コメントを残す