みなさまこんにちは🌸細川佳世です。
平戸島の隣の島。度島(たくしま)の氏子らからの宅祭の願いをお受けさせていただき、昨日展信先生と共に数軒の宅祭へ向かわせていただきました。※宅祭とはお宅で仕えられる御祭典。
度島へは、ここ平戸島から船で渡ります
船に揺られて約30分。
空は穏やかに晴れ、青い海がキラキラと光り輝き、豊かな自然が活き活きとしておりました。信号も、警察署も、消防署もない人口800人足らずの小さな島。道を歩いていると風情のある診療所と保育所。道ですれ違う方々と温かい会釈を交わす。度島は静かで素敵な場所なのです。
それぞれのお宅にて、その家の立ちゆきを願い、祭詞を奏上させていただき、無事に宅祭をお仕えさせていただきました。
久しぶりにお顔を見た氏子。病に苦しんでいる氏子。身内を無くし泣いている氏子。しかし船の時間もあるので長居はできず・・・
「お話のつづき、ぜひお結界で聴かせてください。いつも平戸教会のお広前で待っています」
そう何度もお伝えさせていただき、握手を交わし、氏子らとお別れさせていただきました。
帰りの船の中で「どうかこの宅祭が、ご信心をさせていただくきっかけになりますように」とご祈念させていただきました。
◯
今朝、お教会の開門時、境内で海を見ながら、度島の氏子らがお引き寄せをいただけるように祈っておりました。
海を渡って平戸教会へ参拝することは容易ではなく、運賃も時間も手間暇も必要です。しかし、そうやって時間や財を使って、足を使って神様を求めていく中でしか、深い難儀からの助かりの道は見えてこないことを思うのです。
私が心も身体も一番しんどかった頃のことです。
深い苦しみや悲しみは、考え方とか、気の持ちようでは、どうしようもできませんでした。けして時は解決してくれず、苦しみや悲しみは徐々に深刻になっていきました。
しかし、金光教のお取次をいただくようになり、先生に出会いました。苦しい気持ち、悲しい気持ちを吐き出し、それを受けとめていただいたのです。
そして、吐き出したら吐き出した分だけ、必ず楽にしてくださいました。
さらに神様は、引き取ってくださった苦しみや悲しみを材料にして、願い通りのおかげに作り変えて授けてくださいました。
医師からも手を放されたところから、取り次ぎ助けられた自分。やはりこのお道のお取次のありがたさを伝えずにはいられないのです。
そんな事を思いながら、今もどこかで悩み苦しんでいる氏子のお引き寄せを願わせていただき、今日も閉門させていただきました。神様、金光大神様、本日も一日ありがとうございました。
どれも暖かくて綺麗な光景です。
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暖かいと感じられた亀岡さんの心がとてもありがたく、私も心が暖かくなりました????ありがとうございます????✨
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海がキラキラ輝いて、身体も心も海風に吹かれて気持ちいいですね。遠く離れた方の信心。それでもお参りさせていただいたら、それなりのお蔭は沢山いただけます。やはり足を運び(船に乗って)お参りさせていただくことが一番‼︎
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松崎さんのおっしゃる通りですね✨本当に参ったら参っただけのことはありますよね。さらに、手間暇がかかった分、神様が沢山のおかげを授けてくださいますよね。不思議ですが、それが神様が氏子を想うお気持ちの現れなのでしょうね✨とってもありがたいコメント、ありがとうございます。細川佳世
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