最後の最後にたどり着く場所が、自死ではなく…

みなさまこんにちは。佳世先生です。

みなさまは、家族関係や夫婦関係の悩み、お金の悩みと苦労、進学や将来への不安…
様々な悩みに追い詰められたとき、どこを訪れるでしょうか?癒しを求めて出かけたり、親しい人に会いに行ったり、少しでも何か状況を変えようと一生懸命努力されることと思います。
  
    
しかし私の場合、一歩も足が動かなかったのです。
朝がくるのがこわくなり、人に会うことがこわくなり、
生きていることが苦しくて、いますぐ消えたくて仕方ありませんでした。
私には、何一つ期待できるものが無かったのです。
家族、友人、恋人、目に見えるつながりはあっても、心の中は絶望的に孤独だったのです。
 

    

        
それでも神様は、こんな私を見放すことなく、私の手を引くようにお教会に連れてきてくださいました。
    
初めてお参りしたお教会。
教会の先生はにっこりと笑ってこうおっしゃいました。
    
      
「佳世さん、神様が、どうしても、どうしても、あなたを助けたいと思ってくれはってやな、今日、今の今、こうして先生のところに連れてきてくれはったんやな」
「必ず助かる人しかここには来うへん。必ずおかげは頂ける」
     
      
誰も信じれなかった私に、あたたかい手を差し伸べてくださった先生。はじめて心に温もりを感じました。そして真っ暗だった目の前に一筋の光が差し込んでくるのを感じました。
 

   

      
私は昨年の6月、教主金光様の御命により、金光教教師にお取り立てをいただきました。そしてその足で、夫の展信先生と共に、ここ平戸の地へ向かわせていただきました。
展信先生も、平戸教会に戻ってこられたのは20年ぶりのことでした。
長年、誰も座ることの無かったお結界。
多くの方の願いにより、二人で交代で座らせていただくようになり、神様が少しずつこのお広前に、深い苦しみを抱えた人々をお引き寄せくださるようになってまいりました。
    

     
昨日から教会の入り口に、黒板を設置させていただきました

道行く人の目にとまりますようにと、心を込めて書かせていただきました。なんと、雨でも消えないチョークを使っております
      
「すべての希望を失った方が、最後の最後にたどり着く場所が自死ではなく、神様のお広前でありますように・・・
     
そうご祈念させていただきながら、本日もお結界で難儀な氏子のお引き寄せを願わせていただくのでありました。
神様、金光大神様、本日も一日ありがとうございました。
     
金光教平戸教会 細川佳世

 

       

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