誇りの持てる神様のお広前を目指して

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。
     
ただいま平戸教会では壁代(かべしろ)を設える準備をさせていただいております。
壁代とは、神聖な空間、神域であることを示すためにつける白布のことをいいます。春の御大祭を5月29日に控え、神様が立ち現れてくださるようなお広前をと願っております。
   
そもそも、壁代を作らせていただきたいと願うようになりましたのにはきっかけがございます。
信心の師匠でもあり、たましいの親でもある先生のお広前は、御大祭日になるととても美しい壁代が、お広前をめぐらすように設置されています。そのなんとも言えないほどの神々しさ、気高さ、清々しさにいつも憧れを抱いていたのです。
         
それから、平戸教会にも壁代をお授けいただきたく、展信先生と願わせていただくようになり、昨年ようやく手作りの壁代が出来上がりましたが、その当時は無地の壁代でした。
無地の白布に、無地の赤と紫の布筋(のすじ)で、それはそれで美しいのですが、シンプルいというより、どこか物足りない印象がありました。
次は、なんとか模様をつけさせていただきたいと願っておりましたところ・・・神様がその願いを聞き届けてくださいました✨
        
なんと、日頃からお慕いさせていただいている隣接のお教会の先生が「もしよかったら使ってください」と壁代の模様となる型を持ってきてくださり、ご丁寧にも使い方の手ほどきまでしてくださったのです。
神様が願いを聞き届けてくださったのだと、とても嬉しく、ありがたい思いでいっぱいでございました。
  
  

  
    
二年前、展信先生と共に平戸教会で御用させていただくようになり、「まずはお洒掃から」という先生のお言葉をいただき、来る日も、来る日も、「難儀な氏子をお引き寄せください」とご祈念させていただきながらお洒掃(さいそう)をさせていただいてきました。
     
先生はこうも教えてくださいました。
「時間をかけながら、誇りの持てるお広前に。時間をかけた分だけ、自分の命と一体化していきます」
    
自分の命と一体化したお広前にさせていただくには、まずは自分自身が惚れ込めるようなお広前にさせていただきたいと願っております。そのためにはやはり、なんといっても神様が立ち現れてくださるお広前にさせていただきたいと思っております。私たちが好きなお広前でなければ、氏子の方にとっても居心地のいいお広前にはならないのだと思わされております。
     
私は職人さんでも大工さんでもありませんが、取次師として全身全霊で祈りながら、神様のお力をいただきながら整えさせていただきたいと思っております。そして5月29日の御大祭には、畏れ多いことでございますが、神様が立ち現れてくださるような壁代を設えさせていただきたく願っております。
         
神様、金光大神様、ありがとうございました。
金光教平戸教会 細川佳世
(※後日、完成したお写真をアップできればと思っております。)

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