摂食障害〜たましいの声に耳を澄ませて〜【コメント4】

みなさまこんにちは細川佳世です。
私は20年続いた過食嘔吐を克服いたしました。現在私のところには、たくさんの摂食障害の方が救いを求めて連絡をくださるのですが、その方々は摂食障害に伴う拒食や、過食や、過食嘔吐の症状を、
    
「悪いことをしている」
「食物を粗末にしている」
    
と考えている方が少なくないのです。
      
けれども私は、摂食障害に伴う症状を、「悪いことをしている」「食物を粗末にしている」なんて、けして思っておりません。
本日はそこのところを少し綴らせていただきたいと思います。
   
    
   
      
実は、私も長い間「過食嘔吐は悪いこと」「食物を粗末にしている」と思って生きていた時代もありました。(えへへ)
      
しかし今から15年前。
たましいの親である、先生のお取次(悩み相談)を頂くようになり、信心をするようになり、その信心を通して、必ずしも悪いものではないなあっと思うようになったんです!
          
なぜなら、過食嘔吐を通して、自分の「たましいの声」を聴けるようになったからです。分かりやすく言うと、自分の精神状態をコントロールできるようになったのです。
      
        
この「たましい」というのは、私たち人間の中に宿っているものです。外からは肉体しか見えないけれど、「たましい」が宿って、働いてくれているから、私たちの肉体は動くことができるのです。
     
その「たましい」は、なんといっても、神様からお授けいただいたものです。ですから、この「たましい」は、私以上に
「どうすれば助かるのか」
「どうすれば幸せになれるか」
ということをよくご存知だったのです‼️
   
      
私はお取次をいただくようになり、自分の「たましいの声」に耳を傾けるようになりました。
「たましい」は私に対してこう叫んでいたのです。
      
「これ以上、無理をしないで!」
「自分を大切にして!」
   
     
    
     
思えば私は幼い頃から、人に合わせる性格で、
人を傷つけないように細心の注意をはらい、
自分のことは後回しにして、
自分の「たましいの声」を無視して、
無理をして、自分を大切にできなかった結果、心も身体も壊れてしまったのです。
    
      
つまり私は、摂食障害自体が苦しかったのではなく、
「無理をする生き方」
「自分を大切にできない生き方」
それが苦しかったのです。        
だから、私のたましいが、身体で訴える形で過食嘔吐となって現れてきたのです。
   
      
◯ 
   
  
先生のお取次を頂くようになり、信心をするようになり、
「無理をしない生き方」
「自分を大切にする生き方」
を教えていただき、それを心掛けて生活するようになりました。
           
具体的に言うと、「ありのままの自分」の気持ちを聴いてもらい、さらけ出し、それをきちんと納得いくまで、受けとめてもらったのです。
        
つまり「さらけ出し、受けとめてもらう」ということこそが、私にとって、無理をせずに「甘える」という事だったのです。
     
     
そして、無理をせずに「甘える」ということができるようになってくると、だんだんと心が落ち着くようになってきて、少しずつ少しずつ過食も、過食嘔吐も、自分には必要なくなってきました。
       
     
でも、少しでも無理をすると過食嘔吐の波はすぐにやってきます。
そんな時私は必ずお取次をいただくのです。
そして、神様と先生と一緒に、自分の心を見つめさせていただくのです。
・何を無理しているのか。
・何が無理になっているのか。   
すると、まただんだんと心が落ち着いていくのです。自分の心を客観的に見れるようになり、自分の精神状態をコントロールできるようになったのです。
  
  
  
       
私は、摂食障害に伴う症状を、「悪いことをしている」「食物を粗末にしている」なんて、けして思っておりません。
      
人より不安や恐怖心が強い性格も
繊細で傷つきやすい性格も
頑張りすぎる性格も
気を遣って疲れやすい性格も
     
 すべて「人や自分を大切にしたい」 という現れだと思っています。
そんな摂食障害を抱えた方を私は、とってもとっても
  
     
素敵だなあ
  
    
って思っています。
ひとりで悩んでいる方、ひとりで頑張っている方、
「無理をしない生き方」
「自分を大切にする生き方」
を一緒にはじめてみませんか。
      
それができるようになった時、必ず症状はきれいに無くなっていきます。実は、症状が無くなるのは、最後の最後なんです。    
さらに症状が無くなった時、摂食障害になる以前よりずっとずっと生きやすい自分に生まれ変わっていますよ。 私がそうであったように(o^^o)
   
みなさまも、たましいの声に耳を澄ませてみませんか?
お教会でお待ちいたしております。
        
神様、金光大神様、ありがとうございました。
金光教平戸教会 細川佳世
          
(※写真は平戸ツツジです。花が大輪で美しく、満開のときの美しさは言葉になりません)

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石原香

佳世先生 おはようございます。
佳世先生のお話を聞いていると、本当に納得の行くお話で無理をしない生き方が出来るようになると、綺麗に症状が消えるという、言葉が胸に響きます。わたしは、いままでいろいろなことを自分ひとりで抱え込み無理をしてきました。
いまも、どうしても頑張り過ぎてしまう癖が抜けません。リラックスしようと、お花見????したり、カラオケしたりするけど、例えばカラオケしても頑張り歌い過ぎたり、絵を描けば背伸びして、一日中描いていたり。お仕事では誰よりも一生懸命働いて、人のために尽くそうとしたり。そういう、無理な生き方からわたしは気がついたらこの病になっていました。5月は、絵の展覧会と仕事
家族とのコミュニケーションを取るために仕事の日数を減らしましたが
夜になると、りんごを食べてからのいつもの過食の衝動が出る。
インスタの仲間と繋がっていることが救いで、コミュニケーションをとり自分の描いた絵を投稿することで、人びとと繋がっていることに喜びを求めています。
わたしにとり、いまの現象は不思議なものです。勝手に食べてしまうのですから。佳世先生のお話の中、無理をしない生き方をお取次を通してお稽古していくこと。
わたしの課題になります。
だけど毎日毎日を大切に生きたいです。今日もお仕事です。予定を何度も変更してまで、桜の花が見たいわたし。予定が結構ハードなこれからの一ヶ月。体調管理が大変ですが何とか神さまから守っていただきながら乗り切りたいです。
いつも、お祈りありがとうございます。
石原香

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細川 佳世

香さん、”言葉が胸に響く”って素敵ですね✨香さんのたましいが、命が、それを強く求めていらっしゃるということですね。
無理をしない生き方。
香さんはこれまで日々お取次をいただきながら、お稽古されてきましたね。その中でだんだんできてきたところもありますね。
まずは、できたところを神様にお礼を申し上げて、そして、まだできないところを「できますように」とお願いしながらお稽古をさせていただく。
ただただ、その繰り返しでしかないのです(^^)先生も毎日がお稽古させていただいております。少しでも油断すると、無理しそうになりますから。無理すると、過食の波はすぐにやってきそうになります・_・まだまだ油断禁物です(^^)
「毎日を大切に」・・・そう思えるようになられた香さんは本当にすばらしいです。疲れた時は休みつつ、香さんのペースを大切に、神様と一緒に、たましいの親さまと一緒に、ハードな一ヶ月を乗り切らせていただきましょうね!

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西尾知笑

佳世先生、展信先生、いつも、ご祈念くださり、ありがとうございます。

佳世先生の投稿を有り難く読ませて頂きました。

この頃、少しずつではありますが、いつも、健気に、神様と一緒に一生懸命がんばっている自分のことを、いとおしいなあ、かわいいなあって、思える時があり、こんなこと生まれて初めてかもと思います。

そして、今日もお仕事を無事にお勤めさせて、頂いて帰らせて頂いて。

これまで、ここまで、魂の親様である先生に魂の叫びを聴いて頂いて、受け止めて頂いて、神様から愛情をいっぱいかけて頂いて、お育て頂いてきたこと、有り難くて、涙が止まりませんでした。

苦しく、絶望の縁にたたされた日々の長い年月があったからこそ、神様から頂いた平穏な1日が、どれほど有りがたいことことかということを思います。

私は幸せです。神様が大好きです。

平戸つつじが、とても可愛らしく、美しいです。

ありがとうございます。

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細川 佳世

知笑さんこんにちは(o^^o)自分のことをいとおしいなあ、かわいいなあって、思えること。これほど神様がお喜びになられることはありません。神様も、私たちも嬉しくて胸がいっぱいです。

魂の親様を想い、涙が止まらないこと。
神様が大好きだという心。
知笑さんらしくて素敵で、とてもありがたい心です。

苦しく、絶望の縁にたたされた日々。きっと私には想像を絶するものだと思っております。
だからこそ、神様から頂いた平穏な1日が、当たり前のことではなく、どれほど有りがたいことかということを思わされる。
苦しかった日々が、今では知笑さんの人生を豊かにしてくれるプラスのものとなられている。
ここまで神様のおかげを引き出されたのは知笑さんのご信心あってこそ。すごいなあ・・・と感動させられております。
ありがたいお話を聴かせてくださってありがとうございます✨

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