＜展信先生の日記より＞「先日の豪雨災害から11日が経ち」【コメント2】

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。

最近暑い日が続いておりますね(^^)

本日は展信先生の日記をご紹介させていただきます↓↓

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みなさまこんにちは🌸細川展信です。
先日の豪雨災害から11日が経ちました。

平戸教会では引き続き、被災後の片付けをさせていただいております。
主に、被害にあった家財道具の運び出し。
濡れた畳と、床下の乾燥。
カビの拭き取りと、消毒。

お洒掃中は、慣れないカビの匂いや湿気で挫けそうになりますが、神様におすがりしながら、氏子一人ひとりのお顔を思い浮かべながら、できるところをさせていただいております。
　　
同じ師を持つ兄弟弟子の先生方から、『一日でも早く安心して御用ができますように』とのご祈念をいただき、ありがたく、力がみなぎり、朝方まで作業が続くこともよくあります(^^)

そんな中に、佳世先生と交代でお結界に座らせていただく時間も神様からいただいており、たましいが癒され、幸せだなあと感じております。
　
　　　　
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昨日の朝の出来事でした。
私は大きなあくびをいたしました。
　　
「ふわぁあああ〜〜〜〜〜(^o^)」
　　　　　　　　　　　　　　
すると、目の前にいた佳世先生が思い出したかのように、「あくびの話」をしてくださいました。それは、信心の師匠から頂いた、とても心温まるお取次のお話でした。
　　　
十年前のことです。
佳世先生は、師匠のお結界でお取次をいただきながら、あくびをしてしまいそうになりました。それもそのはずです。その当時、朝も夜もなく、過食嘔吐の苦しみにもがき苦しみ、睡眠どころではなかったそうですから…

それでも、神様と先生の前では、あくびを我慢しようと、一生懸命に噛み殺していたそうです。あくびって我慢すると、涙がでることがありますよね(^^)佳世先生が涙目になりながらあくびを我慢していると、師匠はこのようにお取次くださいました。
　　　　
「佳世さん、今、あくびしたなあ」
　　　　　　
その時佳世先生は、恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいだったとのこと。ところが先生はニッコリと笑って喜んでくださり、このようにお取次くださいました。
　　　　　
「佳世さん、あくびができるってすごいことなんやで(^^)✨佳世さんは毎日、24時間、緊張と恐怖の中を生きてきたんやから、これまであくびなんてできへんかったやろう？先生の前で、神様の前で、リラックスできてる、安心できてるってことやで。ほんまにありがたいなあ。先生も嬉しいわあ(^^)」
　　
　　
この時のお取次のお話を、佳世先生はとても嬉しそうに語ってくれました。
神様の愛情があらわれたこのお話が、私は大好きです。
　
　　
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私自身を振り返ってみても、私がリラックスしたり、休んだり、息抜きをしたりすると、信心の師匠である先生は、とても喜んでくださいます。
ずっと頑張らないとだめ。頑張り続けないと愛してもらえないと思い込み、休むことに罪悪感を抱えていた私に、休むことの大切さを教えてくださいました。
　　　　　
そういえば、ここのところまったく休んでいなかったなあ。
豪雨災害の日から走り続けていたなあ。
私は少し立ちどまり、このように思い立ちました。
　　　　　
「よ〜し。今日の晩御飯は、平戸大橋を眺めながら、のんびりいただきましょう(^^)」と、積極的に休むことにしたのです。
　　　　
お教会から海岸に出て、夕日が沈む美しい平戸瀬戸を眺めながら、佳世先生と焼きおにぎりを頬張りました。
　　　
氏子がお供えされたネギをたっぷりと入れたそのお味は、ほっぺたが落ちそうなほど美味しくて、嬉しくて、生きててよかったなあとしみじみ思いました。
　　　　　
「今日もなんとかここまで頑張らせていただけてありがたかったね。また明日も、できるところを精一杯させていただこう！」
　　　　　　　　　　
優しい潮風に包まれながら、たましいがじんわりと癒やされていくのを感じました。
　　　　

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しっかりと休むことによって、今日もまた、神様からまっさらな新しい一日をいただくことができました。そのまっさらな一日をどう過ごしたらいいのでしょう。先生はある日、このようにお取次くださいました。
　　　　
「今できる精一杯をさせていただいたら、神様は喜ばれます(^^)」
　　　　　　　
今自分ができる精一杯を、神様は喜んでくださるんだ・・・そう思うと、これまでしんどくてだるかったはずの体が徐々に動きはじめました。
　　　　　　
休むことは、休まないことより、随分と難しいことだなあと思います。自分の心と身体の状態ほど、わかっているようで、わからないものはありません。無意識に頑張り過ぎてしまう、無理してしまうのが、自分という人間だなあと思わされました。
　　　　　　
だからこそ日々お取次をいただき、日々ご祈念をさせていただき、自分と向き合うことを大切にさせていただきたいと思っております(o^^o)
　　　
神様、金光大神様、ありがとうございました。
金光教平戸教会細川展信