一つ一つ神様にお取次頂いて【コメント4】

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。
　　
お取次では、神様からご覧になって助かる道筋を教えてくださいます。
どんなささいなことも、一つ一つ、お取次を頂いていくことが、おかげを頂く近道でございます。
　　　　
　　　　　　　　　　　　
私がお教会の近くに引っ越してきたのは、大学生の時でした。大学は休まず頑張ろう！と張り切っていた私は、大学へ行くスクールバスのバス停のすぐ横に部屋を借りました。これなら、たとえ心がしんどい日があったとしても、自宅を出てすぐ目の前のバスに乗れば大学に通える！と思ったのです。
　　　　
しかし、朝から晩まで過食嘔吐に追われるようになり、人に会うこともこわくなり、だんだん休みがちになっていきました。なんとか大学まで行けた日も、すぐに学食で過食嘔吐になり、急いで引き返してくることばかりでした。卒業が危ぶまれ、とても焦り、でもどうしても大学卒業だけは諦めたくありませんでした。

そんな私は、教会のすぐ近くに引っ越こして、お取次を頂きながら大学に通おうと決意したのです。教会という”神様に最も近い場所”に、命の置き場所を変えることで、大学までの距離は遠くなるけど、卒業まで近道のように感じていました。
　　　　
その気持ちをお結界でお届けさせていただいた日のことでした。
　　　　　
「佳世さん、今から探しに行っておいで(^^)あの道沿いに不動産屋があったなあ。今から行って、そして佳世さんが気に入った物件をいくつかお結界に持っておいで。一つ一つ、神様からおかげを頂いていきましょう」
　　　　　　
私は不動産屋に行き、気に入った物件を数件見つけました。そして、不動産屋の方とそれぞれの部屋を一緒に下見し、その後またお参りさせていただきました。
　　　　　
「先生、どのお部屋も駅前で便利で気に入ってて、どれがいいのか迷っています」
　　　　
先生はしばらくの間神様にご祈念してくださり、しかしどのお部屋を選ばれるでもなく、ペンを取り出して地図に丸をつけながらこう仰いました。
　　　　
「神様がなあ、”このあたり”で部屋を探すように、と仰ってくださってる。だからもう一度、不動産屋に行ってごらん。よくよく神様にお願いしながら、このあたりで部屋を探してごらん(^^)」
　　
　　
なぜ、こんな駅から遠いところを？駅前の方が便利なのに・・・と私は不思議に思いました。でも神様が仰ってくださっているのだから間違いないと思い、「ありがとうございます。もう一度探しに行ってきます」とお届けさせていただき、不動産屋へ向かいました。
　　　　　　　　
一つ一つ、お取次をいただきながら部屋が決まり、無事に引っ越しを終えました。そして、先生から教えていただいた通り、お部屋の中の一番いい場所に神棚を作らせていただき、そこに神様をお祀りさせていただきました。神棚のお燈明のぼんやりとしたオレンジ色の明かりは、私の心を24時間癒してくださいました。
　　
　　
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実は、神様が仰る“このあたり”という場所は、「駅に行く途中で、必ずお教会の前を通る」という場所だったのです。ですので、大学へ行く時は必ずお教会の前を通るので、参拝させていただいてから、駅に向かうことができました。
　　　　　　　　
「先生、今から大学へ行ってきます。でも、通学の途中で過食嘔吐になりそうで、どうしよう。とてもこわいです・・・」
　　　
「佳世さん、大丈夫やで。先生、ちゃあんとご祈念しているからな。こわい時は、神様、先生、神様、先生って言うとったらええわ。そしたら神様はもちろんのこと先生のたましいも飛んでいって、ずーっと佳世さんに付きまとうてやれるからなぁ」
　　　　　　　
私はずっと「神様、先生！神様、先生！」と唱えながら、先生から頂いた御神米をいつも肌身離さずお守りにし、通学をするようになりました。そして2年後、先生のお取次を支えに、無事に卒業させて頂くという、信じられないほどのおかげを頂いたのでございます。　
　　　　　　　　
もし自宅が、私の当初の希望の”駅前”にあったとしたら、きっと私はお参りができなかったと思います。そしたら大学にも行けなかったでしょうし、今頃どうなっていたのかと思うとゾッとする思いがいたします。そんな私のことを神様はよくご存知で、あの場所に住まわせてくださったのです。
　　　
　　　　
お取次では、神様からご覧になって助かる道筋を教えてくださいます。
どんなささいなことも、一つ一つ、お取次を頂いていくことが、おかげを頂く近道なのでございます。
ここからも一緒に、お取次を頂きながら、神様のおかげを身いっぱい頂いていきましょう。
神様、金光大神様、ありがとうございました。
金光教平戸教会 細川佳世