助かりのターニングポイント”引っ越し”【コメント6】

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。

たましいの親であり、信心の親でもある、先生のお広前のすぐそばに引っ越してきたのは、私が23歳の時でした。私にとってこの”引っ越し”は、助かりのターニングポイントとなったのです。
  
  
その頃の私は大学生で、大学の近くにマンションを借りて一人暮らしをしておりました。ところが「今日こそは大学に行かないと!」と思って出発しても、途中で過食嘔吐になって逃げ帰ってくるばかりでした。
明日こそは絶対に!
明日こそは!
そう思っているうちに、大学を2年も留年してしまったのです。
      
周囲からは「さあ、早く進め!さあ、早く進め!」といつも背中を押されているように感じていて、目の前は八方塞がりで、逃げ道なんてどこにもありませんでした。
追い詰められ、 行き着くところまで行った時、私は先生のお広前のすぐそばに引っ越す覚悟を決めたのです。
          
助かりを求め、神様に近い場所であり、
神様の前立ちである先生近い場所であり、
つまり「私にとっての金光大神」に近い場所に、命の置き場所を変えたかったのです。
  
    

  
      
ところが、引っ越してこの場所を離れるということは、大学までの距離が随分と遠くなるのです。
しかし、私に迷いはありませんでした。
その時私の頭の中は「助かりたい」しかありませんでした。もう、考えたり、悩んだりする余裕など一ミリもなかったのです。
    
「どれだけ大学までの距離が遠くても、お教会の近くから通ったほうが卒業までは近道のはず!」
      
そう思った私は、すぐに引っ越しの準備を始めました。
先生のお取次をいただきながら、35千円の部屋を見つけ、貯金も無かったので最小限の荷物を軽トラックで運びこみました。
   
          
私は部屋を借りる時、あえて「お教会の前を通らないと駅までいけない場所」に部屋を借りました。
そうしないと、私のことだからすぐにお参りから足が遠のいてしまい、楽なほうに逃げてしまうに違いない!と思ったからです。
    
        
引っ越してからは毎日お参りさせていただき、一日に何度もお取次を頂きました。
一日中、お広前で祈り続けました。
とにかく、苦しみから解放されたい一心でひたすら祈りました。
額ずいて、泣きながら、必死で神様におすがりしました。
   
「神様、先生、助けてください」
「神様、先生、助けてください」
  
助かっていく過程において、これまで蓋をしてきた「苦しさ、寂しさ、怒り」が噴出してくる時がありました。
時にはその苦しみから逃げだしたくなる時もありました。
     
しかし、駅まで行こうと思った時、必ずお教会の前を通るのです。
素通りはできない
だから、参るしかない。祈るしかない。お取次を頂くしかない。それしかないのです。
   
     

     
       
しかしこれが、助かりのターニングポイントとなりました。
やり場のない苦しみを、その矛先を神様に向けられるようになったのです。
一心に神様に祈れるようになったのです。
どんな時も、お取次をいただいて、助かる方法を教えていただくようになったのです。
   
このことだけでも、その時の私にとってどれだけ心が救われたかわかりません。そして、そのひたすらな祈りを神様がお受け取りくださり、ものすごいお働きで救い助けてくださったのです。
  
  
   
先生のお取次をいただく中で、自分の考え方、自分の生き方、全てが歪んでいることに気づかされていきました。
    
そして、少しずつ、正しい生き方、幸せになれる生き方を教えていただき、毎日お稽古し、そういった生き方が身についてきて、生きやすい自分へと生まれ変わらせていただいたのです。
   
   

    
 
金光様はこのようにおっしゃっておられます。
     
   
「あなた方は、精を出してお参りをしなさい。遠方ならば、大八車に徳を積んで帰りなさい。近くならば、お広前に参って、井戸水を汲むように徳を受けなさい」
   
       
まだ水道が普及していない頃、多くの家では井戸から水を汲みあげて使っていました。朝、昼、晩の炊事の時、お風呂の時、とにかくことあるごとに、私たち人間は井戸から水を汲んで生活をしていました。
     
この井戸水のように、お教会に一日に何度も参拝し、神様のお徳を頂く、そういう神様中心の生活が、私を救い助けてくださったのです。
    
       
今では私は、先生のお広前から遠く離れた、日本最西端の平戸の地で、神様の御用にお使いいただいております。親元から距離は離れていてもこの時に身についた、神様におすがりさせていただく神様中心の生活は変わることはありません。              
今月もまた、展信先生と共に先生のお広前にお礼参拝をさせていただきます。遠方ですので大八車にたっぷりのお徳を積ませていただきます。
       
    
助かりとは、この”参拝”から始まるのだと、改めて思わされている次第でございます。          
     
        
神様、金光大神様、ありがとうございました。
金光教平戸教会 細川佳世

■共感してくださった方はボタンのクリックお願いします。
引き続き執筆させていただく励みになります にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ  

YouTubeでも配信させていただいております。少し内容が違います。

https://youtu.be/PfPEX38Em9Y

 

コメントはありません

西尾知笑

佳世先生、展信先生、いつも、私たち氏子のことをご祈念くださり、ありがとうございます。

今朝も、佳世先生の投稿を有り難く読ませて頂きました。

私も、まだまだ、これからです。
まだまだ、もっともっと、助からせて頂きたいです。
もっともっと、立ち行かせて頂きたいです。

どんなに苦しくても、お参り、御取り次を頂くということ、ご祈念をさせて頂くといこと。
がとても、大切ということ。

そして、神様はその一生懸命な、こころを必ず受け取って下さるということ。

また、ぼろぼろ涙があふれでて…。

これからも、先生と神様を離さないで生きて参りたいと思います。

佳世先生、今日も、ありがとうございます。

怪獣のように、元気いっぱいな(*_*)可愛い子どもたちのもとへ。
お仕事へ行ってきます(*^_^*)

(Comment via Facebook)

返信する
細川 佳世

知笑さんこんにちは。とてもありがたく拝読させていただきました。
涙がぼろぼろあふれでてくるということは、知笑さんのたましいが、それを強く求めていらっしゃるということ。神様とたましいの親さまを離さずいつも一緒に生きて行きたいと、それを強く求めていらっしゃるということ。そんな知笑さんのこと、神様もたましいの親さまも、とても愛しくて可愛いと思っておられるに違いありません。怪獣のように、元気いっぱいな、可愛い子どもたちのもとへ。そうおっしゃる知笑さんがとても素敵です。

(Comment via Facebook)

返信する
石原香

佳世先生 いつも投稿ありがとうございます???? コミュニケーションの場としてのこちらのサイトとても救われる思いです。????
最近つくづく わたしは幸せなのに病だなあと、この病さえ無ければなんて幸せものなんだろうと思うことが多い。いろいろな事へのチャレンジや、人との出会い そしてお出かけ
わたしは病の中 自分のやりたいことをどんどん実現しています。だけど、この病にこだわり続けている。
不安はどんどんと増し、死んでしまうよと思いながらだけど、普通のフリして生きている。
いままでの無理が祟り、当たり前に下剤と浣腸 それがどんなに危険なことかわかっていても繰り返してしまう。精神科の先生の前でも泣きそうに自分を表現して、わたしはしたくてしてるわけじゃなくて勝手に冷蔵庫を開けて食べてしまう。止まらないんです、衝動がと言いました。
それは、過去のトラウマからだと。
精神科の先生はとても優しいからわけってくれて、受け止めてくれて、いつものお薬を出してくれました。
わたしは、いまいつ死んでもいいように、一生懸命に生きているし絵を描いてます。だけど、心の中ではまだ死にたくないよ まだまだ、やりたいことがある。生きていたいよと叫んでいます。いろいろな生きづらさからこの病になり一度患うとなかなか治すのが難しいとされている病
だけど、わたしは、日中は楽しくスケッチ 人との会話を、楽しみ やりたいことを、している。お引っ越しは、わたしにしてみたら出来ないから辛い。この実家を守らないとならないからです。心の苦しさから、パニックになり過食してきたわたし。心の負担からという感じでした。
やはり、いまのわたしは神さまの力が必要で、お導きくださいと祈り お願いするしかありません。
わたしの心がまだ安定している、日中に、そして無理ないスケジュールにしたいのについ、自分に無理な約束をしてしまう自分がまだいることへの不安。絵を見に来てとイオンの仕事仲間にDMを渡しました。
だけど、ランチとかには付き合えない。でも、せっかくのわたしの絵をみんなに見て貰いたい気持ちもたしかにある。
一日一日、自分の思い出をしっかり残すように、わたしはギリギリのところで体調を維持してなんとかその日のスケジュールをこなし、生きています。
わたしが一番安心出来る場所は、どこか? 意外にやっぱりわたしにとっては、住み慣れたいまの土地なのかもしれないと思ってます。たくさんのお友達のいるこの山梨の土地。
神さまは、この山梨の土地からでも心な中で繋がっている。安心出来る場所に実家もある意味なってはいる。不思議な話 安心して過食出来る場所? というかお通じを出したいから。いろいろな話が矛盾してるけど、わたしは苦しくてこの病をしているわけなんです。便秘だから。
佳世先生と、わたしではまた生まれてきた環境が違うようにわたしの安心出来る場所は遠くにはないような気がします。富士山のパワーをもらえるこの山梨の土地を、愛してます。いま、例えば海外に住みたいですか? と言われても行かないと思います。富士山にまた癒されに河口湖に行きたい。癒しの時間はそこここにあります。動物にも癒されながら。ほっと出来るコーヒーと甘いもの以外の時間 空間。いつもお祈りありがとうございます???? 佳世先生、わたしらしく生きて幸せだなあと感じる時間をこれからも持てるように
しますね。

(Comment via Facebook)

返信する
細川 佳世

香さんこんにちは。
「こちらのサイトとても救われる思いです」・・・とても嬉しい言葉です。日々、ご祈念させていただきながらお話を綴らせていただいております。そして香さんとのこちらのやりとりも、神様にご祈念させてさせていただきながら綴らせていただいております。
その祈りを、香さんが心で拾ってくださり、感じてくださり、「救われる思い」とおっしゃっていただけたこと、伝わるってとてもとても嬉しいものですね(o^^o)
     
「この病さえ無ければなんて幸せものなんだろうと思うことが多い」・・・この病が治った時には、病になる前の香さんより、もっともっと生きやすい自分になれます。香さんの、頑張りすぎてしまう生き方、そうせざるをえなかった環境の結果が、この病に繋がったのですから。これまで香さんは本当に苦しんでこられたのですから、病になる前より幸せにならないと、もったいないですものね(o^^o)

「山梨の土地を、愛してます」・・・とても嬉しい言葉です。そんな香さんは、山梨の土地からも愛されていることでしょう。
    
「神さまの力が必要で、お導きくださいと祈り お願いするしかありません」・・・その祈りは、しっかりと神様に届いております。私も神様に日々お届けさせていただきます????✨これからも、たましいの親さまにおすがりしながら、甘えながら、神様のおかげをいただいていきましょう。

(Comment via Facebook)

返信する
替え歌太郎

大学に入ってから、苦しい時期があったのですね。
そこから立ち直る過程の話がよかったです。

(Comment via YouTube)

返信する
細川 佳世

替え歌太郎さん、お話を聴いてくださり、とても嬉しいお言葉を頂き、ありがとうございます(o^^o)
立ち直れたと言っても、自分の力では朝起き上がることさえできない自分であることを今も思っております。「神様、起こしてください」とおすがりしながら起こしていただく。「神様、氏子を助けてください」とおすがりしながらお結界に座らせていただきお取次をさせていただく。何をするにも、どんな状況でも、神様に手を合わせて祈りながら、神様にお力を足していただくことを大切にさせていただいております(^^)✨

(Comment via YouTube)

返信する

石原香 へ返信する コメントをキャンセル