生活の中心に神様を【コメント2】

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。

私が初めて就職のおかげをいただいたお仕事は、ホテルのフロントマンでした。重度の摂食障害を抱えて引きこもり、教会参拝以外のことは何一つ出来なかった私が、まさか社会でお仕事が出来る日が来るなんて・・・そんなこと夢にも思っていませんでした。    
きっと誰もが驚いたことと思います。しかし神様も先生も、私の未来の可能性を、私以上に信じてくれていたのです。
      
ある日、信心の師匠である先生が、お取次の中でこのようにおっしゃってくださいました。
         
「佳世さん、今からハローワークに行って、私でも出来そうだなあ、面白そうだなあってお仕事を探して、いくつかお結界にもっておいで(^^)」
      
私の心の中は「そんなこと私に出来るはすがない!どうせお教会を出たら、また過食嘔吐の衝動に飲み込まれ、一日中過食嘔吐に振り回されるはず!」と思っていました。
     
しかしお取次の後、私の身体は何かに引っ張られるように軽やかに動き始め、すぐにお広前を出て一目散にハローワークに向かっていたのです。
       
それから、自分にも出来そうなお仕事を探し、幾つもの求人情報を握りしめ、先生が座っているお結界に進ませていただく日々が始まりました。一つ一つお取次頂き、そして神様が大丈夫だとおっしゃってくださった職場に面接へ行かせて頂くようになりました。
  
 

  
  
いくつも面接を受けましたが、不思議なことに全て内定を頂きました。その中で私が選んだお仕事はホテルのフロントマンで、正社員として採用して頂きました。
       
職場に行くのが毎日こわくてこわくて仕方がありませんでした。「職場の人に自分が過食嘔吐している事がバレるのではないか。また周りから後ろ指をさされる引きこもりの生活に戻るのではないか・・・こわい・・・しんどい・・・」
        
それでも神様と先生を支えに、お仕事を休むことも無く、出勤前は必ず先生のお取次を頂いて職場に向かい、お仕事が終わったら逃げるように職場を出てお教会駆け込み、先生のお取次を頂き続けました。
     
お仕事中はずっと「神様、先生!神様、先生!」と唱え、先生から頂いた御神米(祈りが込められたお米)をいつも肌身離さず身につけ、汗と涙でくしゃくしゃになった御神米をお守りにしながら、お仕事をさせていただきました。
   
職場では、お客様との接遇を基礎から学ばせて頂き、いつしか私は、人に喜んでもらえる事が自分の喜びとなっていき、もっともっと会社や人のお役に立ちたいと思うようになっていきました。
      
あれだけ人がこわかった私が、一年ごとに職場の方とも仲良くなり、一緒にショッピングや、カラオケや、居酒屋に行けるようにまでなりました。これまで「どうせ過食嘔吐があるから」と言ってしてこなかった仕事も、人付き合いも、お取次を頂きながら出来るようになっていたのです。
       
こうして過食嘔吐を抱えながらも、「これまで出来なかった事が出来るようになる」ということが、私にとって大きな自信へと繋がっていきました。
  
  

  
       
それから三年が経った頃、任されるお仕事がどんどん多くなっていきました。私はお仕事がどんなに忙しくても、お教会の祭典日には必ずお仕事の休みを頂くようにし、神様に御礼を申し上げることを大切にしてきました。
しかし・・・私がお仕事を休むことで、職場に迷惑をかけていることに気づき、職場にいることがだんだん心苦しくなってきたのです。
     
      
もう死んでいてもおかしくなかった私が、なんとか「神様のおかげでお仕事をさせていただけている」という自覚があったので、迷いはありませんでした。もっと「神様中心の生活」に変えたいと思った私は、三年間勤めた職場を退社する決意をしました。例え、お給料が下がってでも、お休みをとりやすく、お教会の祭典日に参拝しやすいお仕事に転職活動を始めたのです。
   
まもなく希望通りの職場に採用していただき、これまでより休みを取りやすくなった私は、お教会のご祭典には必ず参拝させていただくようになり、ご祭典の準備や後片付けの御奉仕もさせて頂けるようになりました。
     
お給料は前職より随分と下がりましたが、それでもお給料日はとても嬉しくて、給料明細書をお結界へ持っていってお届けさせていただきました。そして、神様から頂いたお給料の中から、「お礼の気持ち」をお供えさせて頂ける事が、私の一番の喜びとなっていきました。
     
神様中心の生活をさせていただく中で、気づけば職場では昇進しており、前職よりもお給料が上がっていたのです。数年後には役職も頂き、部下も出来、重要な案件のリーダーを任されるようになっていました。
    
その頃も毎日のように過食嘔吐を抱えながらも、社会生活は楽しくて、会社の人間関係も良好で、毎日が充実しており、私は信じられない程のおかげを頂いていたのです。
  
  

  
  
なかば廃人のようだった私がこのようなおかげを頂けたことは、普通では考えられないような奇跡のようなおかげだと思っています。しかし信心させていただていたら、けして不思議なことじゃなくて、そういった奇跡のようなおかげを神様はつぎつぎにお授けくださるのです。
       
おかげをいただける私が特別な人なのではなく、誰もが同じように神様からおかげを頂くことができるのです。そのためには、生活の中心に神様をもってくること、つまり、心と体を使って「本気で神様に向かっていく」ということが大切になってきます。     
    
具体的に言いますと、参拝させていただくことと、お結界でお取次を頂くということ。おかげをいただくにはそれがやっぱり一番大切なのだなぁっと感じております。
     
    

  
   
現在、平戸教会では、今月の11/27(水)にお仕えされるご大祭の準備をすすめさせていただいております。この日こそは✨天地金乃神様、金光大神様にご縁をいただいた私たちはみなお広前に集わせていただき、日々頂いているお取次の御礼を神様に申し上げさせていただきましょう(^^)
   
神様、金光大神様、本日もありがとうございました。
金光教平戸教会 細川佳世

 

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松崎信子

雨災害で教会のあちこちがダダ漏れになったのに、ご大祭はちやんと仕えられるようにお蔭いただかれたんですね。*\(^o^)/*

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細川 佳世

松崎さんありがとうございます(#^.^#)はい、被災して間も無くですが、こうして無事にご大祭をお仕えさせていただけることが本当に奇跡のようでございます。こんなに嬉しく、ありがたいことはございません✨心を込めて、実意丁寧にお仕えさせていただきたく存じます。細川佳世

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