6年間を共に生きたお榊が教えてくれたこと【コメント2】

みなさまこんにちは🌸細川佳世です。

人生をやり直したいと思ったのは19歳の春。

私は、新しい自分に生まれ変わるべく、自分のことを誰も知らない大阪の街へ引っ越してきました。

そして、一人暮らしのワンルームの小さな部屋に、手のひらサイズの小さなお社(やしろ)を置かせていただきました。お社とは、神棚にある神様を祀っているお宮のことをいいます。

このお社は、実家の私の部屋にあったもので、実家を出ていく時に親が「神様持って行きなさい(^^)」と持たせれてくれたものでした。

悲しい時、苦しい時、私はよくそのお社の前でボーとしたり、時には額づいて、「神様、なんとかしてください」とご祈念していたことを思い出します。

その頃は、信心の師匠である先生と出会う前でしたので、神様とか信心とかよく分かってなかったけれど、私は親が持たせてくれたそのお社を「神様」と呼び、とても大切にさせていただいておりました。

それからすぐに、のちに信心の師匠となる先生と出会いました。

どうすれば生きやすくなるのか

どうすれば幸せになれるのか

人生に行き詰まっていた私は、先生のお取次を全身全霊で頂くようになりました。

ある日先生に、自分の部屋にあるお社のことを話した時、先生はにっこりと笑い「ありがたいなあ」と喜んでくださり、そして、お水のお供えと、お榊(さかき)のお供えについて教えてくださったのです。

私はすぐにスーパーマーケットへ走り、お榊(さかき)の枝を買い、神棚に一対でお供えさせていただきました。

なんとこちらのお榊は、毎日の水換えだけで、ずっと枯れなかったのです。

お榊の枝は、通常は12週間もすれば枯れるのですが、いつまでたっても、葉も青いままだったのです。

ある日、お榊の枝の先に、白い塊がモコモコと出てきました(゚o゚)

そこから次第に、じゃもじゃとした根っこが伸びてきたのです。

私は日々、もじゃもじゃと伸びてくる根っこ見るのを、楽しみにしていました。

それから一年くらい経ってからだったでしょうか。そのお榊に、小さくて白い花が一つだけ咲いたのです(o^^o)触ると取れてしまいそうなほど繊細な花でした。

かわいらしくて、愛しくて、写真を撮ってお結界に持っていってお届けし、先生と一緒に喜んだ時のことを今でも覚えております。

私が悲しい時も、苦しい時も、変わらず青々とした葉っぱを見せてくれていたお榊さん。

心がしんどい時、心が神様に向けられず、ご祈念もできず、水替えもできず、手を合わす事さえできなかった時もありましたが、変わらず部屋にいてくれたお榊さん。

だからこそ、いつか枯れてしまうことがこわくなってきて、お榊がいつか死んでしまうことがこわくなってきて、「枯れたらどうしよう」「枯れたらどうしよう」と不安の中を過ごしていた、そんな時期もありました。

その頃の私は、お榊が枯れると自分の心も潰れてしまうのではなないかとさえ思っていたのです。

それほどまでに、私の心の支えとなってくださっていたのです。

結局その一対のお榊は、6年間も榊立ての水の中で生き続けてくれたのです。

6年間も、どうして長生きしてくれたのだろうか

私はいつもそのお榊のことを思い出す度に、神様の深いご愛情を感じるのです。いつだって神様が私を励ましてくれていることを感じるのです。

なぜなら、このお榊が枯れたのは「もう私は大丈夫!」って思えた時だったからです。

ずっと一緒に生きてきたつもりだったのでとても寂しかったけど、心から「今までありがとう」と伝えさせていただきました。

神様はいつもいつも、

悲しい時も

泣きたい時も

イライラしている時も

寂しい時も

たとえこちらが気づかなくっても、

いつだって変わらず励ましてくださっている。

いつだって変わらず寄り添ってくださっている。

そういうことを、6年間共にしたお榊さんに教えていただきました。

そういう神様の深いご愛情を、もっともっと分からせていただきたいと願っております。

神様、金光大神様、ありがとうございました。

金光教平戸教会 細川佳世

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西尾知笑

知笑西尾 佳世先生。おはようございます。
いつも、御祈念くださり、ありがとうございます。
佳世先生の投稿を繰り返し読ませて頂いて、動画も…。
眠れない夜に、佳世先生の優しく温かいお声と優しく柔らかなお顔を聴かせて頂いて、感じさせて頂いて、有り難い涙を流して、いつも、とても癒されて救い助けられている私です。
お榊さんへの佳世先生の深い深いご愛情を感じさせて頂いて。
共感させて頂くところが、とてもたくさんあり、とても、嬉しいです。
我が家のお社のお榊さんに小さな新芽のような塊が、いくつも出てきた時は、びっくりしました。
お水だけなのに、土も、お日様の光もないのに…。と不思議に思いました。
そして、お榊さんが枯れてしまうのことへの不安も。一生枯れないでくださいと願う気持ち。
そして、今、お社のお榊さんに、若草色の、可愛らしく小さな新芽が、ひとつ、ふたつ、みっつとまるでお花を咲かせてくれているように。
厳しくて長い冬を越えて、春が来たことを告げていてくれているように感じております。
神様の祈りの込められたお榊さん。
神様のどこまでも深い深い、ご愛情、尊く、新しい命の息吹を感じさせて頂いております。
私も、神様のご愛情をもっと、もっと、感じさせて頂けるようにならせて頂けますように。
佳世先生、ありがとうございます。
神様、ありがとうございます。

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細川 佳世

知笑さん(o^^o)こんにちは。投稿も、また、動画も見てくださっておられるのですね。それも繰り返し・・・自分が大切だと思われることを繰り返し聞かれ、お稽古をされておられる知笑さん。だからこそ知笑さんは信心が上達していかれ、おかげを頂いて幸せになっていかれておられるのですね。日々の努力の積み重ねがあるから、どんどん幸せになっていかれる。天地の道理ですね✨

また、有り難い涙を流される知笑さん。知笑さんご自身が、神様のご愛情を自分の命に取り込まれながら日々を過ごされておられること、その御姿勢を見習わせていただきたいと思わされております。

知笑さん宅のお榊さんの小さな新芽、驚きました。それはなんとも言えない可愛いさですね。
「神様のご愛情をもっと、もっと、感じさせて頂けるように」・・・私も同じ気持ちです。これからも共々に信心のお稽古をさせていただきたく存じます(o^^o)細川佳世

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